ニトロ Cream Ale
Nitro Cream Ale

ビールの中には、ホップがメインのビール、濃色系のモルトがメインのビール、酵母菌の香りがメインのビールとたくさんのスタイルがあります。日本の（いや世界的に）消費されるほとんどのビールは、ホップの香り、酵母の香り、濃色モルトの味わいのすべてが抑えめに作られています。それは大量生産に伴う大量消費を目的としている意図があると思います。ですが、この味わいが少ない金色のTHEビールが料理のペアリングでは幅が広く、邪魔をしない作りと感じました。このビールはRepubrew風にアレンジを加え、モルト味のビスケットや豆の様なや香り。それを引き立たせる水質調節。炭酸ガスはN2とCO2を混合することによりまるで炭酸がないかと思うクリーミーな口当たり。ほんの少しのアメリカンホップによるホップ香をつけました。エール酵母を15℃で低温発酵させることにより、香りを抑えてあります。
ビアスタイルでは「クリームエール」と呼ばれるカテゴリーです。エール酵母を低温発酵、ラガーリングをするこのスタイルはよりエール酵母特有の香りを抑えます。そして各ブルワリーによって特色があります。
THEビールの枠から大きく外れているわけではなく、ドストライクなビールでもない新しい味わいです。

Pairing Foods：ペペロンチーノ、アンチョビポテト、ハモンセラーノ、ピーナッツのキャラメリゼ