HAKA PILS

ABV(アルコール度数) 5.3%
OG 1.047
FG 1.007
IBU(苦みの数値) 28.76
Water Rate(SO4/Cl) 1.0
Malt Rahr North star pils , Best maltz Caramel munich1
Hops Moutere
Nelson souvin
Yeast Fermentis W34/70
Water Ca+2 148.6
Mg+2 3.7
Na+   12.0
SO4-2 148.3
Cl-   148.2
HCO3- -40

アメリカにあるモルトのサプライヤーである”Rahr Malting”社とのコラボレーションビールが登場しました!

Rahr社ではモルトとホップの組み合わせなどの研究を行っており、その技術力から業界の最先端を走る企業のひとつに数えられています。
今回のレシピはそんなRahr社から提供を受け「Dip Hopをすることでより香りを高めたラガー」というテーマで醸造しました。
Dip hopとはキリンビール社が発明したホップの添加方法のことで、発酵前の麦汁を発酵用のタンクに移す前にタンク内にホップを入れておくという技術です。
Dip hopをすることでリナロールという成分が多く出てきて、爽やかでフローラルな香りが楽しめるビールになります!

飲んでみた感想として、アロマはNZ産Moutereのシトラス感が強く特に柑橘の果皮のような香りが立ち上ってきます。
フレーバーはNZ産Nelson Sauvinのハーブっぽさやアーシーなニュアンスをメインで感じます。
Dip hop製法ではDry hop製法と違いホップを途中で抜き取れないので、ホップが長くビールに漬け込まれるという状態になります。
少し強めの苦味ですが、Dip hop製法の恩恵としてホップの嫌な樹脂感は全くといっていいほどありません。
ホップのクリアな苦味のみを抽出したような輝くラガーとなりました!

因みに”HAKA”とは、ラグビーのニュージーランド代表が踊ることで有名なニュージーランドマオリ族の民族舞踏のことです。
本来は戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らして自らの力を誇示し、相手を煽る時にする舞踊でしたが、今は相手に対する敬意や感謝の意を表する舞として披露されているようです。

ということで、Repubrewからビールに携わっていただいている全ての方へ

Ā, upane! ka upane! (一歩上へ!更に上へ!)
Ā, upane! ka upane! (一歩上へ!更に上へ!)
whiti te ra! Hi! (太陽は輝く!)