HazyクラッシャブルIPA

ABV(アルコール度数) 7.0%
OG 1.071
FG 1.017
IBU(苦みの数値) 35
Water Rate(SO4/Cl) 1.3
Malt Pale 2 row/ Oats/ Vienna/ Dextrose
Hops CTZ WP/ Citra DH/ Mosaic DH

Repubrewは2018年11月に3本の350Lタンクと2本の750Lタンクで醸造が開始した。
コンセプトは‟バラエティーに富んだビールを作る事”だった。
そのコンセプト通り、たくさんのチャレンジングなビールをつくり、一度も同じビールを作る事はなった。それは、お客様にとっても、醸造士にとっても、とても楽しいことですが、その一方で、「いつか作っていた、あのビールが飲みたい」という声がお客様からも内部からも上がっていた。その声はチャレンジをすればするほど大きくなっていた。
2019年4月に800Lのタンクが8基増え、合計13本のタンクとなった。以前のRepubrewは同じ商品をたくさんつくると、他の商品が作れなくなってしまうという欠点があった。13本というタンク数になったため、その声にこたえるように、同じビールを作る事が可能に。そして、当初のコンセプト通り、バラエティーに富んだ商品も作る事ができ、2つの目標をクリアすることが可能になった。
そしてチャレンジングなビールとかつての商品とが、理解でるようにカテゴリーを3つ作りました。
定番商品のカテゴリー「Basement Beers」
IPAやホップをメインにチャレンジしていく「Humulus Series」
それ以外のチャレンジングなビール「Mixture Series」

そして、この「HazyクラッシャブルIPA」はBasement Beers(初の定番商品)です。

これまで作ってきたHazyスタイルの経験を活かし、以前のレシピを参照しているため、ほとんど味わいに誤差はありませんが、より良い方向に修正できるよう、レシピのほんの微妙な変化をバッチ毎で楽しめます。
特にホップに関しては3種類目のホップは未定でより良いアロマが出るように工夫していきます。

ビールの中身は
グアバ・パイナップルを思わせるようなトロピカルリッチな香り、ほんの少しのシトラス感、アルコールのしっかりとした味わいを支えるように、オーツ麦のマウスフィールがあります。炭酸ガスは少し弱めに設定しています。
このHazy IPAはRepubrew風にアレンジがあり、いつもと変わった仕込み方をしています。そのため、イーストのエステル香は高め、Hazy系イーストを使用しているのにドライになるように仕上がっています。
このドライの仕方がなかなか面白いので、缶を握りつぶすように飲める(クラッシャブル)という表現を入れてみました。

Pairing Foods:オムレツ 、マックンチーズ、チーズ系ハンバーグ