HINOKINKAN
Saison
ABV(アルコール度数) | 4.5% |
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OG | 1.044 |
FG | 1.010 |
IBU(苦みの数値) | 12.65 |
Water Rate(SO4/Cl) | 0.6 |
Malt | Rahr 2row,Crisp vienna,acid malt |
Hops | MH:The Bruce Blend |
Yeast | Belgian Wheat |
Water | Ca+2 24.7 Mg+2 11.2 Na+ 19.9 SO4-2 30.0 Cl- 50.1 HCO3- 54.0 |
Other | 金柑、ヒノキ、緑茶 |
ヒノキときんかんの奇跡のマリアージュ!
樹木の香りをダイレクトに堪能出来るビールの登場!
ビールのボディーカラーはとうもろこしのような黄色。
最初に押し寄せるのはヒノキの香り、そして地元三島でとれたキンカンに乗せてさらに酵母であるベルジャンウィットの香りも混ざり合い柑橘感も感じる。
口に含むとまさしくウッディで、ヒノキの森で深呼吸したような香りが鼻を通り抜け、舌先には少し加えられたアシッドモルトの爽やかな酸味がプラムを連想させ口内をスッキリさせてくれる。
苦みは無くドライだが香り豊かなので満足度の高い一杯にです。
今回はホップの使用方法としてブルースブレンドをマッシュホップし、チオールの発生を促すことでバイオトランスを発生させ、ヒノキに負けないようフルーティな香りを醸しています。
副原料としてはJAふじ伊豆の協力のもと、こん太という品種のきんかんを1つ1つ丁寧に輪切りに加工し、さらにヒノキは三島市の谷田木材さんにて天然乾燥させた木曽檜を鉋で削って共にホップニックに投入しました。
補足ですが木曽檜は伊勢神宮等の遷宮用材にも重用されています。
これほどまでに多くの要素を含んだビールですが、複雑な味わいが混じり合い、1つのストーリーに集約しています。
静岡の様々な要素を取り入れた三島のビールを是非ご賞味あれ!
Pairing Foods:西京焼き、筍のフリット