Beer Jam Anniversary
Jam Session IPA

OG 5.6%
FG 1.052
IBU(苦みの数値) 1.009
Water Rate(SO4/Cl) 3.0
Malt Pale Ale 88%
Caramel pils 6%
Cara 50 7%
Hops Centennial Boil
CTZ Boil
Chinook WP
Apollo WP
Apollo DH
Chinook DH
Yeast California ale Ⅴ
Water Ca 92
Mg 4
Na 12
SO4 148
CL 50
HCO3 0
Other Other Ingredients:
Kiwifruit

Infusion:
62℃/60min
Fermenter:
20℃

また、また、また、また、コラボレーションビールです!!
富士のビアバー、BEERJAM様とコラボレーションしました!
安易な発言をした私。「ビアジャムさんの周年なら、ジャムを使ったビールでしょ。」っと。
ほんとにジャムを入れちゃいました!今回は「キウイ」富士市の農家さん「オトワファーム」さんの協力の元、製品外の物を使わせていただきました。
まずは半量を仕込みの段階でジュースと皮に分けます。
BEERJAMの皆さんと私で丁寧に皮と身を分け、その量15kg!!60分足らずで。。変なスキルが身につきました。

キウイには、アクチニジン(プロテアーゼの一種)がたっぷりです。プロテアーゼはたんぱく質分解酵素で糖化工程の終了に皮部分を入れることで分解を促進させることができます。酵母のエステルにもつながります。
アミラーゼも持ってるため、いつもより糖がたくさん取れちゃいました。思いのほか取れたため、セッションなのに5.6%!
そして、キウイに含まれる、ペクチン!
ジャムやアイスのゲル化にも使われている植物にある成分。ペクチンのおかげで、液体に粘度がしっかりとつきました。そして見た目もヘイズ(濁り)します。

最後にキウイジャムをBEERJAMさんに作ってもらい、その糖を使い、二次発酵。ナチュラルカーボネーションを促進。
今回、キウイの香りや、味は、積極的ではないですが、裏方の仕事が多く、いい働きをしてくれました!
しっとりとした、口当たり、セッションらしい糖のキレキレ感。
シトラス系のホップのアロマがしっかりと、キウイ感をだしています。
ジャムにしたことによって、キャラメリックなフレーバーも顕著に感じます。泡はタンパク質分解酵素のおかげで全く持ちません(笑)

Pairing Foods:クラッカー、ビネガーがきいたカルパッチョ、マルゲリータピザ